プレステ改造報告 その2

1999年3月

新たなコピ−プロテクト方式


 1998年6月 プレステ改造報告で、お伝えしたとおり、順調に使用していたプレイステ−ションですが、 最近、発売されたソフトの中に新たなプロテクトが施されていることが確認されま した。

ファイナルファンタジ−8」もそのプロテクトがかけられたソフトの1つです。

 MODチップが搭載されている本体では画面に「本体が改造されています」と表示されて、 そのまま 停止してしまうというものです。

 どうやら、通常の最初のプロテクト確認の後と、ゲーム開始の直前に 2回、プロテクトチェックを行って いるようです。

 オリジナルののCDから読み込まれたプロテクトコードは、当然そ の読み出した瞬間にしか存在しませんから、 最初の確認時 (SONY画面からPS画面に切り替わる直前)に一回だけコ−ドを返します。
ですから、実際にゲームプログラムが読み込まれた頃には プロテクトコードは信号線には存在しないはずなのです。

 しかし、MODチップを取り付けた本体ではコードの出力を繰り返し続けているため、 再度プロテクト確認を行なうと、MODチップの有無の存在が確認されてしまうのです。



 そこで、さらに次のような改造をしてみました。

 MODチップの6番ピンに配線した線材を延長して、写真のような外部スイッチを取り付けました。

このピンが切断されている状態(オフ)では、プレステ本体上でMODチップ の機能は無効になります。

 こうしておけば、オリジナルCDを起動する際には最初からオフ にしておけばいいですし、  プロテクトがかかったバックアップCD-Rでの起動 の際には、最初は「オン」にして電源を投入し、 PS画面まで 切り替わった後で「オフ」 にすれば大丈夫です。

 スイッチを切り替えるタイミングさえ間違わなければ、無事、ゲ−ムを起動することができました。

 ちょっと、めんどうですが、今のところ、この手のプロテクトがかかったソフトは数少ないので、
とりあえず、めでたし、めでたし。



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